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-これまでの企画展-
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「アイヌ」という言葉は「人間」という意味です。
アイヌの方々は常に「アイヌ ネノ アン アイヌ」(人間らしくある人間)を目指し、
どうすれば人間らしく生きられるのかと、絶えず自分に問い続けながら生き、
死んだ後も人々のココロのなかにいつまでも生き続ける人は、
伝承に値する人だといわれてきました。
そんなアイヌ文化の中に、「アットゥシ」といわれる樹皮布があります。
オヒョウやシナなどの内皮から繊維を採り、布に織り上げて衣類に使用してきました。
アットゥシは、いつ頃から作られるようになったのか、普段着だったのか晴れ着だったのかなど、
いまもわからないことが多く、アイヌ文化に関する文献も江戸時代以降のものはありますが、
もともとアイヌ民族は文字を使用することがなかったため非常に謎に満ちています。
昭和村にも生活の中に生きた文化が細々と残っていますが、
アイヌ文化も独自の文化を生きた状態で継承していくことの難しさを教えてくれます。
この度のからむし工芸博物館秋の特別企画として、からむしやアサと同じ靭皮繊維の
アットゥシをご紹介させていただくことになりました。
「織物」という技術を追いながら、人間のあり方を考え続けた遠き時代のアイヌ文化の
ココロを感じてくだされば幸いです。
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昭和村の多彩な植物で染めたからむしを展示し、村の資源を見直すとともに、希少植物の保護や環境を考える機会とする。
平成15年6月21日(土)〜8月31日(日)まで それに伴う臨時休館日は6月20日(金)および9月1日(月)
からむし原麻の染色方法と昭和村おすすめの染料10種の紹介…植物の紹介
(写真・採取場所・採取時期など)及び染色堅牢度試験結果とその見方
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7月5日 午後一時半より 場所 織姫交流館 |
| 講 師 |
ポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)助教授
沖縄県立芸術大学 非常勤講師 北澤勇二氏
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人類は古来より、植物を利用したさまざまな道具類や衣類などを作ってきました。
俺らの植物を栽培したり、山へ入り採取したりすることで、有用な植物は厳選され、
理解されていきます。それは「知識」というよりもむしろ「知恵」と言えるでしょう。
熱帯地方に比べ、冬があるところ・・・温帯に入る日本では、
気温が低いということはとりもなおさず身を包むものが発達してきたことを表します。
それは、刺し子や「リサイクル」とも言える先織などの技術によってかいま見ることが出来ます。
熱帯・亜熱帯と呼ばれる地域でも、人は同じように植物を生活に利用してきました。
木の皮を叩いてタパと呼ばれる鞣し布を作ったり、また木の皮に繊維で腰ミノを作るなど、
その方法は非常に簡素なものが多いようです。
ゆったりとした時間の流れは、「気の遠くなるような」と表されることが多い作業工程を、
自然の営みとして日常の中で行わせます。しかし昨今、一昔前の日本の生活と同様、
熱帯地方でも生活の変化が暖慢に、あるいは急速に起きており、
その地で生き抜くためのさまざまな知恵が失われた所もあります。
豊かさの定義が問われる今日、知恵と工夫でどのような繊維がどのように使われてきたのか
原始から続いてきた技術に触れてみましょう。
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おらいぇの着物自慢
昭和村では、昔から麻やからむしで織った布で着物や作業着、
そして洋服にいたるまで作られてきました。
既製服が沢山出回っている昨今、すばらしい技術や工夫があったことを、是非、
これからの子供達やお孫さんたちに伝えていきたいものです。
今でこそ布から洋服を作ることが少なくなってしまいましたが、
個々の家では現在でも葬儀のときに使う裃や、昔のからむしの着物を甚平に仕立て直したものや、
タンスや蔵などに大切にしまわれた昔の着物や洋服がまだまだ日の目を見ずに眠っているのです。
それらの着物にまつわるさまざまなお話しと共に展示された「おらいぇの着物自慢」
どうぞご覧下さい。
夏休み体験企画
”「カヤ」ってしってる?”
今年の夏休みの体験では、麻で織られた夏の風物「蚊帳−カヤ」を博物館につり、
「蚊帳に入ってみよう」を計画しました。カヤの入り方、中に入った感じ、なつかしい、
涼しげ…あなたはどのように感じますか?
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芋引き道具
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左上:宮古島/ミミガイ 右上:昭和村/オヒキゴ
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苧麻(からむし)は、人類が最初に使用した繊維植物の一つです。
一番始めに苧麻を手折った人は、その繊維の強靭さに驚いたことでしょう。
きっと「何かに使えるのでは?」とさまざまな用途を考えたに違いありません。
世界各国で苧麻はもてはやされ、栽培も試みられてきましたが、
吸湿性に富んだ苧麻の繊維はやはり高温多湿なアジアの文化にとって欠かせなかったようです。
アジアと一口に言っても多くの地域、さまざまな気候の違いがあります。
違った土壌・気候で育ち、苧麻にも違いが出てきたからこそ、
それぞれの地域で培われた作業工程が生まれました。

韓国の糸づくり
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気候・土壌・植生、そして苧麻の違いでどのように違った作業工程が生まれてきたのか・・・。
苧麻の栽培から織までを行う産地が集まってシンポジウムを聞くことになりました。
各地の違いを道具や布からつぶさに見ていくことで「苧麻」を少しでも知っていただけたなら、
と思います。
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