新規就農者募集

昭和村新規就農者受入事業

かすみ草栽培で自分の力を試そうと考えている皆さんへ
昭和村の新規就農者受入についてご紹介します

UIターン者によるかすみ草栽培の新規就農者受入事業を平成15年から実施しています。
新規就農を希望する方に対しては、約1年間、研修生として受入れ、技術の研修をおこないます。
2年目からは独立して経営できるような支援をおこないます。

ただし、希望する人誰でも受入れるわけではありません。
熱意、年齢、資金、家族の理解などについて2回の審査を経た上で決定いたします。
現在まで21組が研修し、そのうち17組が就農しました。

あなたも、昭和村でかすみ草栽培をしませんか。

新規就農希望者の備えるべき要件

  1. 18歳以上の者
  2. 就農に対する強い意欲と情熱のある者
  3. 本村に定住しようとする者
  4. 耕作すべき農用地の全てについて耕作する者
  5. 家族単位での定住及び親族の理解を得ていること…など

就農の流れ

1.説明会
個人説明会やかすみ草栽培地見学会は随時対応可能。事前にご連絡を。
また、かすみの学校インターンシップも実施しています。
参加すると、より具体的な情報が得られるはずです。

2.申込み
期日までに昭和村新規農業参入申込書を提出してください。

3.書類審査
申込書の審査します。

4.面接審査
本村を会場に面接をおこないます。

5.受入決定
毎年1~2組程度の受入を予定しています。

受入れスケジュール

令和4年度の受入申込みについては下記のとおりです。

申込締切令和4年9月末まで
申込書を印刷し必要事項を記入して郵送で。
申込書につきましてはこちら(PDF / EXCEL)をご覧ください。
書類審査令和4年10月上旬
面接審査令和4年11月上旬
交通費等は自己負担

農業を始めるための準備

1年目(指導農家での研修期間)

1.農村での大きな問題は定住に必要な「住宅」です。 住宅の確保については昭和村新規農業参入推進協議会と担当部局で貸家を紹介します。 家賃は月1万5千円から2万5千円程度です。 宅地を取得し住宅を建てたい方についても紹介します。

2.耕作地は住宅のある集落から離れた矢ノ原地区になる予定です。 そこは、昭和村のかすみ草栽培面積の半分を耕作している場所です。

3.1年目は収入がありません。生活費が必要です。

4.農村集落での生活は、地域の習慣や共同作業など都会にはない独特のものがあります。 トラブルがおきないように指導します。

2年目(自分で本格的に栽培)

1.農地が必要になります。 村では50a以上の農地取得が農地法上必要です。借りる方法と買う方法があります。 どちらについても昭和村農業委員会で相談・斡旋します。かすみ草栽培は基本的には畑になります。 買う場合は10aあたり20万円~50万円程度です。借りる場合は10aあたり年間1万円~2万円程度になります。

2.資金については上記(1)のほか、生活が安定するまで(3年は覚悟を)の生活費が必要です。 農業機械などは融資制度や補助事業がありますが、該当にならないこともあります。 個人負担や自己責任は当然必要です。

3.パイプハウスやトラクターなどの機械施設は昭和村新規農業参入推進協議会や生産者団体などを通じて中古品を斡旋しますが、希望どおり確保できるとは限りません。 1年目の研修期間中に自分で確保する活動も必要です。

4.かすみ草栽培農家は、「JA会津よつばかすみ草部会」に加入することになります。

5.栽培技術は、1年目の研修期間だけでは不十分です。加入した団体からも指導を受けてください。 また、福島県会津坂下農業普及所花き担当職員の指導も受けられます。

農業を始めるには覚悟が必要です
もう一度ポイントをチェックしてみましょう

■本当に農業をやりたいのか農業を理解しているのか

もう一度考えてみましょう農業は自然が相手です。災害にあえば収穫がゼロになることもあります。
田舎暮らしのあこがれとか、会社勤めより楽しそうだとか、安易な考えでは農業はできません。
また、農業への意欲だけではどうにもなりません。
明確な目標を持ちこれを実現する計画力と実行力が必要です。冷静に考えてみましょう。

■自己資金を準備しましょう

新規に就農するのですから、ゼロからのスタートです。
農地を借りる、機械(トラクター、管理機、防除機、軽トラックなど)や設備(パイプハウス、マルチなど)などの初期投資、家賃、生活費など相当のお金が必要です。
このための資金はなるべく多く確保しましょう。

■農業技術を習得しましょう

耕耘し、苗を定植し、施肥、防除して育てる。
農業機械の操作など農業を始めるには経験が必要です。 機会を利用し技術を習得しましょう。

■家族とよく話し合いましょう

農業は会社員とは違い、毎月安定した収入はありません。
また、農作業は一人でどんなに努力しても能率も成果も上がりません。
まず、家族の意見を聞き、家族や親族の理解と協力が得られるよう話し合いましょう。

■地域との話し合いや交流を大切にしましょう

昭和村で農業を始めるには、周囲の方の支援と協力が必要になることばかりです。
そのためには、集落の行事や共同作業には積極的に参加するなど、地域にとけ込む努力が必要です。 誰ともかかわらずに農村で生活することは不可能です。 それらが上手にできれば、あなたも昭和村もお互いがうまくゆくでしょう。

お問い合わせ先福島県昭和村役場産業建設課産業係
〒968-0103
福島県大沼郡昭和村大字下中津川字中島652
TEL:0241-57-2117
FAX:0241-57-3044

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