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「昭和村電子図書館」が10月1日に開館

全国初・マイナンバーカードを活用したアプリ認証で電子図書館サービス利用登録・ログインを完全オンライン化

 

 福島県昭和村(昭和村長:舟木幸一)は、「昭和村電子図書館」を令和5年10月1日に開館します。「昭和村電子図書館」は、電子図書館事業「OverDrive Japan」を展開する株式会社メディアドゥ(代表取締役社長 CEO 藤田恭嗣、以下「メディアドゥ」)及びマイナンバーカードに特化した行政分野のデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディ)」を提供するxID株式会社(CEO 日下光、以下「xID」)と連携し、全国で初めてとなるマイナンバーカードを活用したアプリ認証でサービス登録・ログインを完全オンライン化した電子図書館となります。

 本図書館は、国・デジタル田園都市国家構想交付金デジタル実装タイプマイナンバーカード利用横展開事例創出型の採択を受けており、全国のモデルケースとなり、横展開を目指す電子図書館です。

開館に至った背景

 現状の公民館図書室は、開館時間中にしか本の貸し出しができず、村民全員に等しく読書を通した学びの機会を提供できませんでした。また、村内に書店はなく、図書の購入には、オンライン購入か隣接の市町まで出向く必要がありました。
 そこで、公民館に来館することなく、厳密な個人の認証を可能とするデジタルIDアプリによる認証を搭載した電子図書館サービスを提供することで、村民に自ら学ぶ機会を提供し、質の高い暮らしや、社会教育の充実を図るとともに、村が進める小中一貫校の推進と合わせて、小学校からカリキュラムとして導入された英語教育にも力を入れ、洋書の積極的な活用や、児童・生徒に対して自ら学ぶ機会を提供し、未来を担う人材の育成へ投資を行うことを目的に「昭和村電子図書館」を開館するに至りました。

本取り組みだからこそ実現すること

 「昭和村電子図書館」では、マイナンバーカードを所有していれば、デジタルIDアプリを使用したオンラインにより、厳格な本人確認・村民確認が簡潔化するため、公民館図書室に行って手続きをしなくても、即座に電子図書館の利用が可能となります。これまでの公民館図書室訪問のための移動時間や窓口での手続き時間がなくなる他、様々な理由で公民館図書室を利用できなかった人々の利用機会向上も期待されます。
 また、マイナンバーカードをお持ちでない方のデジタル利用を促進するために、村公式LINEと連携したオンラインによる利用登録も可能とする仕組みも設けています。

 昭和村は、これからも積極的にデジタル技術を活用し、あらゆる場面で村民の生活をよりよい方向に変革し、「先端的過疎へ挑戦」していくことを目指しています。

【電子図書館に関すること】昭和村公民館(昭和村教育委員会)  TEL:0241-57-2114
【村のデジタル施策に関すること】昭和村総務課企画創生係 TEL:0241-42-7717

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