山岳遭難に注意!!
入山者の遭難事故が相次いで発生しています。遭難事故にあわないために、次のことを守りましょう。
- 行き先を家族に告げる。
行き先が分からないと捜索開始が遅れます。行き先や帰宅予定時間は、必ず家族等に知らせましょう。 - 単独での入山を避ける。
万一、迷ったり、けがをした場合は、一人では救助要請できないことがあります。できるだけ複数で入山し、絶えずお互いの位置を確認しながら行動しましょう。 - 携帯電話、ホイッスルを携行する。
携帯電話は、非常時の連絡手段として、必ず持ちましょう。ホイッスルがあると自分の存在を知らせることができます。 - オフライン環境で使用できるGPSアプリの導入を。
山の中は、携帯の電波が通じないことがほとんどです。地理を把握できるようオフライン環境でも使用できるGPSアプリ等を導入し、自身の位置を把握しながら、危険箇所を避けて行動しましょう。
(参考アプリ)
Geographica|iOS Android ※各OSへのストアへのリンクを掲載しています。
スーパー地形図|iOS Android ※※各OSへのストアへのリンクを掲載しています
※いずれのアプリも一定範囲までは無料で利用でき、事前に地図を保存(キャッシュ)することで、オフラインでも利用することが可能です。 - 目立つ色の服装を。
山中では、白色系の服装が目立つので、救助隊やヘリコプターから発見されやすくなります。また、山の天候は変わりやすいので、雨具や防寒着を携行しましょう。 - 落ち着いて行動する。
万一、山中で迷った場合は、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界が開けた場所で待機しましょう。 - 立ち入り禁止等を確認し、立ち入り禁止区域に立ち入らない。
立ち入り禁止区域で山菜採りを行うマナーが悪い入山者が散見されます。立て看板や地元関係者に採っても良いところか確認しましょう。 - 目先の収穫よりも安全第一で!
遭難者の多くは高齢者です。山菜採りに夢中になり過ぎると疲労や持病の悪化を招いたり、道に迷う危険性があります。また、思わぬ怪我や寒さで低体温症等を発症するリスクが高まります。
捜索には、救助者の人件費、ヘリコプターの運航費など多額の費用がかかり、費用の一部をご本人やご家族に負担を求める場合があります。捜索には、消防職員、消防団、警察官、役場職員のほか多くの方が関わっていることを忘れないでください!