昭和村の特産品
有数の豪雪地帯として知られる昭和村は、その冷涼な気候や美しい清水を生かして栽培される特産品のほかに、からむし織などがあります。 特にからむし織の原料となる苧麻の生産と苧引きは、その希少性から平成3年に国選定保存技術として認定をうけています。
かすみ草


花束を彩るのに欠かせない、たくさんの可憐な白い花を咲かせるかすみ草。 昭和村の農業の中心を占めているのがこの宿根かすみ草の栽培で、栽培面積、出荷量夏秋期日本一を誇ります。
矢ノ原高原を中心に、6月から11月にかけて全国に出荷しています。 近年は染色したかすみ草のバリエーションも増えています。
からむし織


苧麻とも呼ばれる植物の繊維から作られるからむし織は、軽く、吸湿性にすぐれているので、夏の衣服素材として最適です。 着物のほかにも帯や日用品などの小物が観光物産として生産されています。
毎年7月にからむし織の里フェアが開催されます。