生涯学習 令和7年度

このページは、令和7年度の実施状況を掲載しているページです。
令和6年度の情報はこちらから。

生涯学習

生涯を通して楽しく学べる環境づくりを基本目標に、村民がいつでも、どこでも、だれでも学習できる機会と場所の提供を行っています。

少年教室

矢ノ原湿原自然観察会』 5月

 矢ノ原湿原で少年教室「矢ノ原湿原自然観察会」を開催しました。講師に湯川村の二瓶重和さん(植物担当)と会津坂下町の稲村忠右衛門さん(野鳥担当)をお招きして、『春の生命(いのち)に会いに行こう!』をテーマにじっくり観察しながら散策しました。
 資料をヒントに、各種スミレ・フキ・クロモジ・ミズバショウ・コブシなどさまざまな植物を見つけることができました。また、木々の間を飛び交う鳥たちのさえずりを聞きながら目をこらして探し、愛らしい小さな姿に「かわいい!」と盛り上がりました。

開講式』 4月

 令和7年度の少年教室開講式として、会津若松市で移動学習を開催しました。
 会津大学短期大学部では、産業情報科の中澤教授と学生の方々に教えていただきながらプログラミング学習を行いました。ドローンを動かすために必要な動作をブロックにして組み立てる「スクラッチ」をツールに、基本の離陸・着陸から往復動作や四角形、正三角形を描く動作などのドローン飛行に挑戦しました。班で協力して試行錯誤しながらブロックを組み立て、思い通りのルートで飛ばすことができた時には拍手で盛り上がり、ゲーム感覚で楽しく学習できました。
 福島県立博物館では、企画展『ボーダーなき世界をー福島県立博物館とWell-beingー 』のさまざまな展示の見学や震災復興の絆を繋ぐハートづくり、会津型を使った型染め、地域の食を紹介するワークショップの体験を通して、差別や境界のない幸せな世界のイメージを感じ取ることができました。


千歳学級

奏筆(かなふで)体験教室』 7月

 公民館で千歳学級「奏筆体験教室」を開催しました。講師に奏筆上級認定講師 「奏筆みつや教室」の 岡田瑛子さんをお迎えして、『夏』をテーマとした作品制作を行いました。
 奏筆の特徴的な文字の筆遣いや色の乗せ方、かっこ良く見える文字と絵のバランスなど、基礎から丁寧に教えていただきました。同じお手本を見ながらの制作でしたが、描く人それぞれの感性が現れた味わい深い作品に仕上がりました。教室の最後に、制作した作品を講師のコメントを聞きながら全員で鑑賞しお互いの作品の出来映えに感心し合い楽しいひとときとなりました。

参加者の作品はこちからからご覧いただけます。

舞台鑑賞会』 7月

 千歳学級「舞台鑑賞会」として會津風雅堂で開催の松竹創業130周年『花嫁~娘からの花束』を鑑賞しました。昭和の時代を舞台にした内容で、参加者は昔の記憶に想いを馳せ、懐かしく暖かい気持ちで目の前で繰り広げられる物語の中に引き込まれ心ゆくまで楽しみました。

健康教室』 6月

 公民館で千歳学級「健康教室」として、坂下厚生総合病院の出前講座を開催しました。
 講師に看護師の角田純子さんをお迎えして「知っていますか?本当は怖い生活習慣病」をテーマとしてお話いただきました。
 始めに、血圧・体脂肪・血管年齢を計測して、各々今の自分の体の健康状態を知り、結果を踏まえながらお話に耳を傾けました。動脈硬化など重病に繋がる生活習慣病の危険性について理解を深め、バランスのとれた食事・適度な運動・質の良い睡眠を心がけるなど予防の大切さを学び、自身の体と向き合う良い機会となりました。
(共催:保健福祉課保健係)

スマホ教室』 5月

 公民館で千歳学級「スマホ教室」を開催しました。講師に株式会社エヌ・エス・シーの五十嵐かおるさんをお迎えして、スマートフォンの便利なアプリの活用法についてお話いただきました。
 おでかけの際に役立つ地図アプリの使い方では、地図画面の扱い方から地図の切り替えや目的地までの経路の検索などを行い、ナビにもなる便利さに感心しました。また、LINEの応用編として、写真・動画・音声の送受信などを中心としたトークに関するさまざまな機能も知ることができ、LINEのやり取りがもっと楽しめそうと好評でした。
 最後の相談コーナーでは、一人ひとり丁寧に対応いただき、日頃の疑問や不安がすっきり解消された様子でした。


(協力:総務課企画創生係)

開級式』 4月

 公民館で令和7年度の千歳学級開級式を開催し、式終了後は、「日本の伝統的酒造りの世界(日本酒編)」として移動学習会を開催しました。

 福島県立博物館では、大里学芸員に『ふくしまの酒造り』をテーマとして、古くから地域に伝わる伝統の酒造りや信仰との深い繋がりなど、詳しくお話いただきました。また、4月1日にリニューアルオープンした総合展示室を解説付きで見学し、暮らしの移り変わりを改めて体感できました。

 200年もの伝統を誇る栄川(さかえがわ)酒造では、必要不可欠な西会津の水、徹底した麹の管理などこだわりの酒造りへの想いをお聞きしながら、歴史ある酒蔵を見学しました。

 福島県内で唯一の酒の神様を祀る松尾神社では、普段は扉が閉ざされている社殿の中を拝観し、沼澤宮司に神社の由来などをお話いただき大変貴重な体験ができました。 昨年度の閉級式に開催した焼酎編に引き続いての学習会で、日本の伝統的酒造りについての知識が深掘りできました。


生涯学習講座

駒止湿原自然観察ハイキング』 6月

 国指定天然記念物の駒止湿原で、自然観察ハイキングを実施しました。
 当日は10名が参加し、2班に分かれてハイキングを楽しみました。駒止湿原案内の会のガイドのもと、駒止湿原の大谷地地内を巡りました。
 快晴の空の下、見頃を迎えたワタスゲ、ニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメが湿原一面に広がり、参加者の皆さんは思い思いに写真に収めていました。
 特に今年は、数年に一度しか開花しないコバイケイソウが見頃を迎え、その美しい姿に感動の声があがりました。ガイドの方からも「今日は数年に一度のとても良い時期」との言葉があり、参加者の皆さんは駒止湿原の豊かな自然を心ゆくまで満喫した一日となりました。

駒止湿原の草花の開花状況は、昭和村観光協会のホームページからも確認できます。皆さんもぜひ駒止湿原に足を運んでみてはいかがでしょうか。

当日観察した植物やハイキングの様子はこちらからご覧ください。

使いきりエコクッキング教室』 6月

 すみれ荘で生涯学習講座「使いきりエコクッキング教室」を開催しました。講師に会津大学短期大学部食物栄養学科の阿部桂子さんをお迎えして、環境に優しいエコな食卓について教えていただきました。
 普段捨てがちな野菜の皮や種まで丸ごと使い、野菜を漬けた調味液も利用して野菜のうま味も余すところなく食材を無駄にしないレシピの調理と試食を通して、楽しくおいしくエコな食卓を体験できました。家庭にある身近な材料で自由にアレンジできるレシピに参加者からは、「いろいろな材料で試してみたい」「簡単でおいしくできるので家でも作りたい」「料理のレパートリーが増えそう」など、大変好評でした。地産地消や季節の食材を食べること、ゴミを極力少なくする調理法など、ちょっとした工夫がキッチンから始められるエコな活動に繋がると実感しました。

(共催:保健福祉課保健係)

矢ノ原湿原自然観察会』 6月

 矢ノ原湿原で、福島大学黒沢高秀先生・猪狩資子先生、福島県植物研究会の二瓶重和先生を講師にお招きし、矢ノ原湿原自然観察会を開催しました。 当日は、11名の参加者があり、「矢ノ原湿原の植物・鳥の観察」をテーマに、湿原内 をフィールドワークしました。 小雨の中ではありましたが、参加者は、植物(ギンリョウソウ・ワタスゲ)を観察したり、鳥(ウグイス)のさえずりに耳を澄ましたりなど、矢ノ原湿原の自然観察を体験しました。
 
 当日観察した植物やフィールドワークの様子はこちらからご覧ください。

第1回昭和学講座』 5月

 村指定天然記念物「水芭蕉としらかばの杜」を会場に、令和7年度第1回昭和学講座を開催しました。 当日は、12名の参加者があり、会場内をフィールドワークしながら、この時期に自生する植物や地域の歴史について講師の方からお話を伺いました。
 今年度の昭和学講座は、地域の古文書や自然科学などをテーマにした講座の開催を予定しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。
 
 当日観察した植物やフィールドワークの様子はこちらからご覧ください。

「こんなことが学びたい」など希望がありましたら、公民館までお問い合せください。

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